横浜私立金沢
動物園
新江ノ島水
族館

ホースセラピー
馬の温かなぬくもりを感じながら馬と交流することで、精神的な安定や身体機能を回復させる効果があると言われています。


イルカとのふれあい
日常生活の中では接することのできないイルカとのふれあいは、心の発達を促すとともに、子どもたちに様々な興味や関心をもたらしてくれます。



  アニマルセラピー

動物は人間の優しさを引き出す名手

非言語コミュニケーション能力が高まる

最近、メールやネットが普及し、コミュニケーション能力の低下が危惧されていますが、動物は言葉を話さないので、表情や仕草から気持ちを察するしかありません。このため非言語コミュニケーション能力が高まります。また、動物と身近に接している子供は、発語も早く、言葉数も増え、人との付き合いも上手になるともいわれています。

    

自尊心や責任感を育む

通常、子どもは大人から世話をされる側の存在ですが、生き物を世話することで、自分が何かの役に立つ事ができると感じます。最初は食事を与えるだけですが、動物のしつけをするようになると、さらに責任感が育ちます。

  

命の尊さを体で感じる

身近な人や生き物の死に直面したことがないと、死は観念的です。冷たくなり、二度と触れ合えないという哀しい事実を通して、初めて死を感じることができます。元来人間は、自然の中で動物 と接しながら死を見てきましたが、都市化が進み、動物との関わりが減少。核家族化の影響で近親者の死と接する機会も減りました。子どもたちは生命の尊厳を肌身で感じにくくなっています。だからこそ、動物と触れ合うことの意味は大きいのです。

  

動物とふれあうことの大切さ

認知症が進み、会話もなく押し黙ったままの患者さんが、動物と触れ合う中で普段、絶対見せないような笑顔を見せてくれることが多々あります。動物の存在は、子どもだけでなく人間の心の扉を開くための動機付けとなることを、こうした光景に出会うたびに、実感します。


ペットを飼う場合は、家庭環境を考えて

子どもの教育の根っこは、母子関係に尽きます。その土台の上で、父親、兄弟、友だち、最終的には社会へとその関係は広がります。その過程に、動物が入り、手助けをすると考えましょう。動物がいるだけでよい教育ができることは、ありえません。動物は母子関係、家庭関係を円滑にするための潤滑油のようなものなのです。ペットを飼う場合は、家庭環境をよく考えましょう。留守がちだったり、散歩が出来ない環境では、犬の飼育は困難です。また、幼い子どもから「自分で世話をするから、飼ってほしい」と言われた場合も、親が全部面倒を見るくらいの思いでいてほしいと思います。